ついに全容が明かされる4,000枚以上の写真が、膨大なテキスト・声による証言とともに、「あの時代」の風景を、人々を、日本のロックを、語りはじめる。
ノスタルジーを超えて、まだ見ぬ未来へと記憶を継承してゆく、写真家・野上眞宏の集大成。
1947年8月27日生まれ。
立教大学卒業後、六本木アートセンタースタジオ勤務を経て、1971年から鋤田正義に師事。
1972年にフリー・カメラマンとして独立し、1974年にアメリカ/ロサンゼルスに渡る。
ワシントンDC、ニューヨークと移り住んだのち、1994年から日本に帰国。
2000年に再びニューヨークに渡り、アーバン・ランドスケープの撮影を中心に、写真芸術の探究を続けている。